生存権の侵害

生存権の侵害!年金だけじゃ生活できないのは本当?

投資、資産運用すると言っても、まず日本の現状を理解することが大切です。

そこで、私、看護師の岩澤は病院に勤めていた経験があります。

医療や社会保険制度のことは、なんとなく身近な話しではあるのですが、調べて見ると重要なことがたくさんでてきました。

それをお伝えしたいと思います!

 

医療費について

高齢者の医療

初めに医療費について。

平成26年4月1日以降に70歳に達した人は、

軽減措置で1割負担となっていましたが、

2割負担へとなっています。

そして、75歳以上の高齢者に関しても1割から2割への負担増が検討されてました。

2018年中には結論が出るということになっております。

その結果、1割負担のままとなっています。

社会保障費がかなり圧迫されていて、

高齢者までも医療費を求められていることがわかりますね。

 

入院中の食事代について

 

看護師の私自身も入院の経験があります。

病院に勤めているので、

患者様にお食事を出していた身近な話しですね。

入院の経験がある方は、知っているかと思われますが、

入院中の朝昼夕の3食の食事は、実は料金が決まっています。

2016年3月までは1食260円、

その後2016年4月に100円上がって360円になりました。

そして、2018年からはさらに100円上がって460円になりました。

 

食事は、朝昼夕の3回あり、単純計算ですが、260円であれば1日780円、

460円の場合には1日1,380円になります。

1回の食事あたりは、数百円と小さい金額ですが、

入院が長引くと結構大きな金額になると思います。

例えば、30日間入院した場合、

この260円と460円の差というのは30日間で18000円も差が出てしまいます。

食事代だけで約2万円も負担が増えています。

これに、治療費や衣類などのレンタル代、差額ベッド代などが加わると意外と高額になってしまいますね。

お金の勉強をし始めると、患者様のかかるお金がどのくらいなんだろうと気になってしまうようになってしまいました。

 

介護について

 

介護保険料も1割負担から2割へ負担が増えています!

これから、さらに要介護1と要介護2の人に関して保険給付から外すという法案が出ています!

保険給付とは?

保険給付には、法定給付として、介護給付と予防給付があります。

要介護の保険給付は、介護給付にあたります。

今行われているサービスの自己負担額が増える可能性があります!

 

要介護1(身だしなみや居室の掃除などの身の回りの世話の一部に何らかの介助や見守りが必要)

要介護2(身だしなみや居室の掃除などの身の回りの世話の全般に何らかの介助や見守りが必要)

そして、自己負担額の引き上げについても、現在検討中とのことで、2018年中に結論がでるとのことです。

これは、医療従事者として結構辛い法改正ですね。

実際に必要とされている方を見ると、自己負担額が増えることによって、必要なサービスが受けられなくなりますね。

限られた予算をもっと、重症な人にということなのでしょう。

 

年金について

 

年金保険料の値上げは平成29年まで続くことが決定しておりました。

しかし、平成30年も値上がりしました。

毎年、年金保険料は値上げしていく可能性があります。

逆に支払われる年金給付額は1999年以降ずっと減り続けています。

平成29年まで減額されることは、決定しておりました。

しかし、

平成28年度の国民年金は満額支給で月に6万5008円に対して、

平成30年度は、満額支給で6万4941円と減額傾向です!

40年間1回も休むことなく高額な保険料を払い続けて、

やっと支給される金額が、

月に6万4941円です。

この支給額が減額されるということに対して、

日本に47都道府県の中から13の都府県が生存権の侵害だとして、

集団訴訟を起こしています!

生存権の侵害

ここで生存権について復習します!

生存権は社会権の中の一つで、

国民が人間として生活を営むために権利を保障するもので、

国に対して行為を要求できる権利(作為請求権)であります。

日本国憲法は、

社会権として「生存権、教育を受ける権利、勤労の権利、労働基本権」を保障しているのです。

生存権とは、

憲法第25条で「すべての国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する」

国は、すべての生活部面について、社会福祉、社会保障及び公衆衛生の向上及び増進に努めていかなければならないとのこと。

 

ちなみにこの13の都府県というのは

東京、宮城、埼玉、千葉、愛知、石川、三重、滋賀、京都、和歌山、岡山、山口、福岡の13都府県です!

原告の陳述書には、

「これ以上切り詰めるところがない。

これより具体的にといえば命を切り詰める以外あるまいと思います」と記載されています。

私なりに解釈すると、

「今現在年金を受給している人が、こんな金額じゃ生きていけない。

もう命を切り詰めるほか以外に切り詰めるところがない。

人間が人間らしく生きる権利である生存権を侵害している」と解釈できます。

私は、現在33歳ですが、どう受け止めればいいんでしょうか!

毎年年金の保険料が上がっているのに、同時に支給額はどんどん下がっています。

2018年に年金をうけとれる年齢が68歳へ引き上げという法案がでてきています。

つまり、

私が受け取れる年金っていうのは、

今現在年金を受け取っている人たちよりも確実に少ないことになります!

現在の年金を多くもらっている人たちが、

「命を切り詰めるしかない」と言っている状況を考えると、

もう考えたくはない!ってところが正直な気持ちでしょうか。

次の記事では、

実際に将来の年金がどうなっていくのかということを、

国が発表した具体的な数字を使ってみていきましょう!

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