ATM 銀行預金

インフレによる物価上昇はどれくらい?【過去から未来へ向けて考える】

こんにちは。

すまいる らいふの岩澤です。

ブログにて資産運用術をお伝えしています。また、八王子市でセミナー開催を行っています。

今回は、前回アベノミクスシリーズを終えて、予告で「預金封鎖」についてお話ししていく予定でしたが、

インフレによって物価上昇がどの程度進んでいるのか、

それに伴ってお金がどのくらい目減り(価値が落ちる)しているのかをデータを用いてお伝えしていけたらなと思っています。

見た目のお金と物価上昇を考えたお金の価値をどのように見ていけば良いかお話しします!

 

まず始めに、日本のインフレが過去から現在かけてどの程度進んでいるのか。

そして、今後どのくらい進んでいくのかを知る為に2つ指標があります。

それは、消費者物価指数とインフレ率です。

1つずつデータと照らし合わせながらご説明していこうかと思います。

 

消費者物価指数

消費者物価指数=CPIとは、

消費者が実際に購入する段階での商品の小売価格=物価の変動のを表す指数です。

単なる物価の上昇・下降を見ているのではなく、

消費者が必要としているモノやサービスの物価がどのくらいであるかを見るものです。

総務省のホームページを見ると、毎月前年に比べモノやサービスの物価がどうであったかを発表しています。

消費者物価指数 現在まで

消費者物価指数 過去現在
消費者物価指数 世界経済のネタ帳より
消費者物価指数 過去現在 数値
消費者物価指数 世界経済のネタ帳より

バブルが崩壊した後に1998年まで緩やかに物価上昇が続きました。

1998年の100を最後に、緩やかに物価が下降していることがお分かりでしょうか?

この時期は、デフレによって物価が下降していた時期ですね。

 

そして、アベノミクスが2013年から金融緩和を開始しています。

緩やかに物価が上昇していき、

2015年に1998年以来の物価に戻っています。

 

そして、

3年かけて現在2018年に101.47%になり、

1.47%物価上昇したことがわかります。

 

アベノミクスは、物価上昇率の目標を2%としていたのですが、

なかなか達成できていなかったこともこのデータからよく分かります。

消費者物価指数 5年先

消費者物価指数 未来グラフ
消費者物価指数 5年先の見通し 世界経済のネタ帳より
消費者物価指数 未来
消費者物価指数 5年先の見通し 世界経済のネタ帳より

IMFによると、

2018年現在から2023年までに、

6~7%物価が上がることが予測されています。

 

アベノミクスが始まった年の2013年が96.55%であったので、

2023年までに約10%も物価が上昇していくこととなります。

インフレ率

前年に比べてどのくらいインフレ=物価上昇をしたかを表す指標です。

インフレ率 現在まで

インフレ率 現在まで
インフレ率 現在までのグラフ 世界経済のネタ帳より
インフレ率 現在までの数値 世界経済のネタ帳より

こちらの方が年単位でのインフレ率がわかるので、

アベノミクスの2%の目標が達成できていないことが分かります。

 

1998年以降は、「-」が続いているということはデフレであったということです。

消費者物価指数は、ある年からどれくらいインフレしているかを見るのに役立ちますが、

前年に比べてのインフレ率がどうであったかは、

インフレ率を見た方がわかり易いと思います。

インフレ率 5年先

インフレ率 5年先のグラフ
インフレ率 5年先のグラフ 世界経済のネタ帳より
インフレ率 5年先の数値 
インフレ率 5年先の数値 世界経済のネタ帳より

2013年からアベノミクスが開始されてからのインフレ率は、0%台です.

しかし、2018年~2023年にかけては、IMFの予測値でありますが、コンスタントに1%インフレしていることがわかります。

 

つまり、毎年1%ずつお金の価値が落ちていくということです。

 

ちなみに現在は、円安になっています。

これは、日本のインフレによる貨幣の印刷の影響で、市場での円の量が多くなっていること。

 

もうひとつ、

アメリカが政策金利を上げて、市場に出回っているUSドルを回収し、量を少なくしようとする動きが関係しています。

これを利上げといいます。

 

これによって、円の量がUSドルの量を上回る為、円安となります!

 

以前にもお伝えしましたが、

為替を決める時に、希少価値が関係します。

 

現在は、

円がドルよりも量が多いことは、希少価値が下がっていることなので円安になっているということです。

そして、この円安が物価上昇に大きく関係します!

 

日本は、資源国ではないので、生活用品のほとんどの原料を輸入に頼っています。

そうなると、円安であると輸入する際にたくさんのお金が必要となってしまう為、物価上昇を招きます!

円安・円高については、後日ブログでお伝えしていきます!

貨幣価値の下落(目減り)

インフレ率 5年先の数値 

消費者物価指数とインフレ率からお金の価値がどのくらい低下しているか実際に見て見ましょう!

例 2013年を基準に現在から5年先のインフレに対する貨幣価値を出していきます!

2013年の1万円は、2023年になると当時の10%価値が下落しています。

 

これ、2013年までに1000万円預金して、そのまま10年使わずに置いておくと、

2023年の段階で価値が900万円程度になっているってことですよ!

100万ががが・・・・・。

 

2018年は、東京ディズニーランドが35周年ですね。おめでとうございます!

 

このディズニーの開園当初の入場料3900円(1DAY PASS)→ 2018年現在で7400円!

約1.8倍のインフレを起こしている。

 

これから、20~30年後の老後資金をつくろうと思っている人、

または、作り始めている人で資産形成や運用などで行動していることがそもそも素晴らしいのですが、

円のみでの資産形成をしているとならは、作りながら減りますよ!

本当に気をつけないといけないですよ!

銀行預金での目減り

うして銀行預金をすると通帳記入は少なからず増えているのに・・・という疑問。

額面に惑わされないこと。

額面だけ見ていては、お金の価値の推移はわからない。

 

銀行預金でお金の価値がどう変化しているか調べる方法があります!

実は金利には、種類がある!

名目金利

名目金利とは、

物価の上昇=インフレ率を考慮しないで、額面通りに見た表面上の金利です。

みずほ銀行 預金金利

上記の金利が、あなたが良く目にする金利だと思います。

これが、名目金利となります。

実質金利

物価の上昇=インフレ率を考慮した、実質的な金利のこと。

 

名目金利−インフレ率=実質金利

 

みずほ銀行の定期預金の金利が0.01%でこれが名目金利。

インフレ率が1%と考えます。

0.01%(名目金利) − 1%(インフレ率)=-0.99%(実質金利)

価値はどうなった?

実質金利が-0.99%。

100万円銀行預金します。

名目金利が0.01%だとします。

 

通帳記入されるのは、

100万円 + 0.01%(名目金利)=100万100円

 

実質金利で考えると、

100万円 + -0.99%(実質金利)=99万100円・・・実際の価値。

 

銀行に預けたら、1万円損しているじゃん!!

 

利息が物価上昇に負けてしまっているので、

預けている元本を含めて価値が落ちていることになります。

 

実質金利が+になるような銀行預金を考えないと資産が殖えたとはいえない。

 

インフレ率に負けない金利!

日本だと2%以上は欲しいです!

低金利政策を行っているので、

まあ・・・ないですが・・!

 

したがって、

見た目の金利=名目金利だけ見ていても、通帳記入がわずかに増えていても、

実質金利がマイナスであれば、資産は目減りしていると言えます。

 

銀行預金する際に必ず、実質金利を考えましょう!

日本のすべての銀行が実質マイナス金利です!

 

利息がつかないタンス預金や貯金箱でも同じことが言えます。

もっているだけで、損をします。

なぜならば、物価がどんどん上がっていくからです。

 

運用しなければ確実に資産価値が落ちます。

 

今の日本の銀行預金は、

預けていれば1000万+利息まで保護されます。

しかし、1000万までの見た目のお金を守っているだけで、

価値を守ってはくれず、どんどん減っている状態です。

 

この資産価値を守って減らさないこと。

そして、効率良く殖やしていくことが現代の貯蓄においては必要です!

まとめ

初めて知ったあなたに!

海外だと、義務教育段階で学ぶ知識だと思います。

というか、日本でも金融教育があれば小・中学生レベルで理解できます。

 

金融教育をされていない日本人の我々が、いかにお金の知識がないこと。

知識がないことで損をする道を選んでいることが理解できたかなと思います。

 

今年2018年から小学校で道徳を教科にしていますが、

その前に日本人に対して金融教育をするための教科をつくってほしいですね。

 

この超低金利で、銀行預金をしてしまっている日本人は、知識がないが為にとってしまっている行動です。

知識をつけた日本人が銀行預金をしなくなったら、

たちまち日本の銀行は金利を上げないといけないし、銀行がつぶれるでしょうね。

 

金融教育をされているアメリカやカナダですら、預金の金利が1%ありますね。それでも、預金者が少ないですが・・・

 

お金を殖やしたいと考える方は、まず身近なお金=相棒のことを理解してあげることから始めてあげてください!

理解があるところにお金も人も集まってくると思います!

 

次回は、預金封鎖について今度こそお伝えします!

セミナーでは、「資産を減らさず、効率よく殖やしていく為の仕組みづくり」を八王子市でお伝えしています!ご興味ある方は、ご参加下さい!

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