お金の預け先を海外と比較

資産形成をするなら世界のどこの国で運用すべきか

前回は、お金を減らさないで増やす対策をお伝えしました。

その中で日本だけでしか選択肢がないことが危険。

視野を広げて考えていくことが重要であることをお話ししたと思います。

 

今回は、世界へ視野を広げた時に、

世界のどの国にあなたの大切なお金や資産を預けていけばいいのかについてお話しをしていきたいと思います。

 

本記事では、

・ 資産は、世界のどの国に預ければよいか?
G7で考えると、日本とイタリア以外の国が預け先として優秀

これらについて解説していきます。

世界のトップクラスの国と肩を並べた時に、日本は預け先としてどうなのかを見ていきましょう。

 

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お金の預け先はどこが良い?

 

今回は、世界と日本を比較していくためにこんな話を用意いたしました。

 

突然ですが、

あなたは宝くじやTOTO、または、遺産相続などで1億円を手に入れることができました。

 

「急に1億円なんて大金を手にしたら、どうしていいかわからない」と思う方がほとんどだと思われます。

 

とりあえず贅沢したい。

仕事なんか辞めてのんびり暮らしたいなどと色々なことを考える人もいるでしょう。

 

でも、きっと中には、

資産を置いておいたら、インフレでお金の価値が下がってしまうのではないか?と疑問に思い、

 

「1億円を減らさないで守り、殖やしながら生活していきたい」と考えて、この1億円を運用する場所を真剣に考えて悩む人もいると思われます。

 

そこで、岩澤がその1億円を守る為には、世界のどこに預けておけば良いかご説明していきます。

 

世界の金融状況を知る

日本と海外を比較

 

まずは、世界の主要7カ国であるG7を比較してみます。

この G7は、世界の中で力を持った7つの国ですが。あなたはすべて答えられますか?

G7は、
フランス、アメリカ、イギリス、ドイツ、日本、イタリア、カナダ

 

この7つの国を3つの視点から比較していきます!

1つ目は格付け
2つ目はデフォルト
3つ目が利子(国債)

 

格付けは、格付機関が発表したそれぞれの安全性や信用度を比較します。

 

デフォルトは、日本語に直しますと債務不履行という言葉になります。

いわゆる借金の踏み倒しなどの約束を破ったという意味になります。

この約束を破ったかどうかという部分を比較します。

 

最後の利子は、各国の10年国債の利回りを比較します。

 

国の格付け

 

では、まずは格付けから見ていきます。

世界3大格付け機関の1つであるS&Pからの資料を参考に見ていきます。

 

格付けの基準

評価 高AAAAA+AAAA-
評価 中A+AA-
評価 低BBB+BBBBBB-BB+

 

格付け(2019年現在)

格付け評価
カナダAAA
ドイツAAA
アメリカAA+
イギリスAA
フランスAA
日本A+
イタリアBBB

 

2019年現在は、上記のようになっています。

ドイツやカナダが最高評価のAAA、アメリカは一段下がってAA+です。

 

フランスとイギリスは、さらに一段下がってAA、日本はそこから2段下がってA+となり、

最後にイタリアは、どーんと5段階下がってBBBです。

世界の安全性信頼信用度の評価はこのようになっています。

 

ちなみに余談ですが、

現在著しい経済発展を遂げている国があります。

 

それは、

ブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカ共和国であり、これらをBRICS=ブリックスと言います。

インドや中国は、現在アジアで急成長を遂げている国です。

 

中国は、日本を追い抜いて世界経済が第2位まで発展して、2019年現在もアメリカとやりあっている状態ですね。

 

このインドや中国の次に発展していく将来性のある国がアジアの中であります。

 

それが、

NEXT11と言われる国の中で特に注目が、ASEANのインドネシアとフィリピンです。

 

格付け経済成長率
日本A+ 1.21%
フィリピンBBB+ 6.67%
インドネシア BBB- 5.30%

 

経済成長率(世界経済のネタ帳より)を日本と比較すると、

日本が1.21%、フィリピンが6.67%、インドネシア5.30%。(2018年現在)

 

格付け(2019年4月)が日本がA+、フィリピンBBB+です、インドネシアBBB-。

 

経済成長を遂げている国は、
国のインフラ整備などでお金を必要としているので、外国からの投資を必要としています。

よって、投資で増える可能性が十分にあると言われています。これらの国を覚えておきましょう!

 

デフォルト

 

実はこの7つの国の中に、

4つの国も借金踏み倒しなど約束を守らなかった悪い国があるんです!

どこだと思いますか?

 

正解は、

フランス、ドイツ、日本、イタリアの4つの国です。

 

格付け評価デフォルト
カナダAAA なし
ドイツAAA×
アメリカAA+なし
イギリスAAなし
フランスAA×
日本A+××
イタリアBBB×

 

そして、日本は×が2つ。

教科書に載っていない為か、意外と知られていないんですが、日本は2回もデフォルトを起こしています。

 

利子(10年国債)

 

そして、最後に各国の10年国債の利回りです。

2019年11月の直近のデータはこうなりました。

利子(10年国債)
フランス -0.055%
アメリカ1.767%
イギリス0.669%
ドイツ-0.369%
日本-0.088%
イタリア1.352%
カナダ 1.469%

アメリカ、イタリア、カナダは、高利回りですね。

 

日本は選ばれない?

 

格付け評価デフォルト利子

(10年国債)

カナダAAA なし1.469%
ドイツAAA×-0.369%
アメリカAA+なし1.767%
イギリスAAなし0.669%
フランスAA×-0.055%
日本A+××-0.088%
イタリアBBB×1.352%

 

さて、出来上がったこの表を参考にあなたに見てもらい、

ひとまずはどの国に銀行口座を作るのか決めてもらいたいんですが・・・

 

格付け、デフォルト、利子で言うと、

カナダ、アメリカ、イギリスであれば、自分のお金や資産を預ける先として、

安全かつお金が増えそうですね!

 

これらの国は、金融教育を行っている先進国の中の金融先進国TOP3です!

 

では、逆にこの国にはお金を置きたくないぞと思う国を選んで下さい。

 

さあ、1億円を持っているあなたは、どの国を選びましたか?

 

ひねくれてない限り、

日本やイタリアにお金を置かないでおこうと思ったのではないでしょうか?

 

私たちは生まれてからのほとんどの時間を日本で過ごしてきたので、

客観的に日本を比較したり、観察してみる機会がほとんどありません。

 

なので、なんとなく日本が良いという先入観を持っています。

(治安が良く、住む環境などについては、世界的に見て先進国かも知れません。)

 

しかし、お金に関しては、そんな先入観をもっているだけで、損をしてしまうことがあります。

 

これらを知っていると、お金を守ったり、増やしていきたい人が預け先として、

最初に日本を選ぶことはありえないとわかっていただけたかと思います。

こうやって冷静に比較してみると感情論抜きで、日本を選ぶ理由が見当たりません。

 

私たち日本人は、学校でお金の勉強をしていないですが、

実は、これはカナダの高校生が学校の授業で実際に教えられたことなんです。

 

今回の話は、こんな状況(格付け、デフォルト、利子)だから、

日本が選ばれないという話でした。

 

しかし、

実際のカナダの学校では、こんな世界状況だからこそ「カナダにお金を預けなさい」という合理的な内容でした。

 

自国を世界から見つめることってとても大切ですよね!

 

私も金融の勉強をして、

「日本ではこうかも知れないけど、世界的にはどうなんだろう?」なんて視点をもつ習慣ができました。

 

ものを違う角度から見る視野があると、楽しいですよね!

そして、お金の教育ってとっても大事であることがわかったと思われます。

 

まとめ

 

日本の金融状況は、G7の中でも決して評価は高くないことがわかったでしょうか?

 

資産をこれから形成するあなた、資産を運用したいあなたは、

これらのデータをもとに自分のお金や資産を円で全額日本に預けることから世界へと選択肢が広がりましたか?

 

再度確認ですが、これは何も「だから日本は危険なんだ」と不安を煽りたいわけではありません。

 

日本の一部分だけしか見えないような小さな視点ではなく、

世界全体が見える大きな視点も持つ必要があるということを理解して頂けたらなと思っております。

 

知っているか、知らないかで格差がどんどん広がりそうですね!

 

次は、この日本だけという考え方が、どんな恐ろしいことを引き起こすかを見ていきます。

 

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