世界のオフショア国

政治家や資産家が海外で資産形成をする「オフショア」とは?

前回、国会議員が年収2300万円で、

月に経費が100万でJR乗り放題、飛行機月4往復などと国の万全なサポート受けながら生活しているのも関わらず、

 

資産公開会制度にて資産をゼロ円と報告している国会議員がいることをお話ししました。

 

この国会議員の円資産がゼロと報告しているのは、きっと何か行っているのではないか?

海外へお金をもっていっているのではないか?という疑問で前回の記事を終えたと思います。

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今回は、仮に国会議員などのお金持ちが、日本よりも海外へお金を移していたとしても、

その理由がなんなのかについてお話ししていきたいと思います。

 

本記事では、

・ 海外へお金を移す理由は、何か?

・ 近場のオフショア国・地域は、どこか?

・ オフショアのメリットは?

・ 日本に比べて、税金が安い。または、非課税。

・ 香港とシンガポール。

・ 資産をつくる、殖やす、継承する上で有利。

これらについて、解説していきます。
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政治家や資産家が海外で資産形成をする「オフショア」とは?

 

一時期、週刊誌などでホリエモンは海外にお金を逃したとか、

政治家の裏金が海外に動かしたとか、お金持ちはお金を海外に隠しているというニュアンスの記事をよく見ましたが、

 

こういった噂話を聞いたことがある人はけっこう多いと思います。

実際に海外にお金を貯めこんでいる人としては、ゴルゴ13が有名でしょうか!

 

漫画でもスイス銀行に振り込みが確認できたらという場面が出てきます

 

ゴルゴ13

 

 

もう少し具体的な話しをすると、

AIJという保険会社の消えた2000億円の企業年金で世間を大いに騒がせました。

 

この問題は、ケイマン諸島という外国で、お金の行方が分からなくなっています。

 

AIG保険会社 ケイマン諸島

 

 

また、

カメラや内視鏡なんかで医療業界で有名なオリンパス。八王子にもありますね!

 

この会社も20年以上続けられてきた損失隠しの問題では、リヒテンシュタインという外国の名前が度々報道されました。

 

オリンパス リヒテンシュタイン

 

 

そして最近では、

パナマという国の法律事務所から流出したパナマ文書なるものが世間を騒がし、

 

世界中のお金持ちが海外で何かやっているんだな!というイメージは普通になってきました。

 

パナマ文章

 

税金がかからない国や地域

 

実は、

今お伝えした3つの国には重要な共通点があります。

それは、税金がほとんどかからない国だということなんです。

 

この税金がほとんどかからない国のことを、租税回避地(タックスヘイブン)=オフショアと言います。

 

こういう税金の話をしますと脱税はダメでしょ!なんて言われたりしますが、

 

この租税回避地=オフショアといわれる国は、合法的に税金を回避することができる国です。

そんな珍しい国があるのかと思われるかもしれませんが、

 

このオフショアは世界中に結構たくさんあります。

 

先ほど、
スイス、リヒテンシュタイン、ケイマン諸島、パナマの外国の名前がありましたが、

すべて、オフショア国・地域です。

 

世界のオフショア国
世界のオフショア国・地域

日本から近いオフショア国

 

あなたの住んでいる場所、

日本から一番近いオフショアはどこかといいますと、香港とシンガポールとなります。

 

この香港とシンガポールの国の格付けについてお話ししますと、

 

・ 香港がAA+

・ シンガポールがAAA

・ 日本は、A+

※ 格付け会社 S&P(スタンダード&プアーズ)より2019年12月現在

 

この香港とシンガポールは、日本の近くにあり、

格付けが日本より上であるオフショア地域であることを覚えておきましょう!

 

それでは、税金がほとんどかからない国・地域「オフショアの税金がどうなっているのか」について、

知って頂くために比較をしてみましょう。

 

日本との税金の違い

 

日本から一番近いオフショアである香港の税金を日本の税金と比べてみます。

まずはこちらをご覧ください!

 

日本と香港 税金の違い

 

所得税

稼いだお金に対して課せられる税金「所得税」日本の最高税率は地方税と合わせて約55%ですが、

香港の最高税率は17%となっています。

 

日本では、

稼いだお金が半分以上税金で持っていかれるというのは誰が想像してもえげつないものです。

 

法人税

次に会社が支払う税金である法人税。

日本ではここ数年毎年減税されていますが、29.97%となっています。

 

一方の香港は16.5%です。

会社が支払う税金に関しても大きな差があります。

 

キャピタルゲイン税

そして、ここからが本題のキャピタルゲイン税について。

 

・ 日本、20.315%

・ 香港、0%

 

これ一体何かと言いますと、

一番身近なもので言うと、銀行預金の利息に対する税金です。

 

例えば、銀行に100万円預けた時に、

金利が0.01%や0.001%の時につく数円とか数十円とかもらえるあれです!

この数円、数十円に対しても20.315%の税金が課せられています。

 

例えば、金利0.001%の銀行に100万円預けたら、

10円利息がでて、この20.315%の税金(キャピタルゲイン税)が課せられて、8円となるやつです!

 

また、株などの投資で儲けたお金もこの税金が課せられます。

 

例えば、100万円儲けた場合には、203,150円が税金として徴収され、

手元に残る利益は、796,850円となります。

 

キャピタルゲイン税

 

運用で、100万の利益が出た場合、

796,850円を再投資にするのと、100万円そのままを再投資できるのと比べると、

100万円を再投資できる方が、資産が効率良く殖えていきます。

 

相続・贈与税

そしてそして、決定的に違うのが相続贈与です。

・ 日本、最高55%
・ 香港、0%

 

日本で相続や贈与をしたら半分以上のお金が国に持っていかれてしまう。

 

もちろんこれは最高税率の話ですが、55%の違いというのは決して小さな違いではありません。

 

それは、大切な誰かに渡したいお金を残したい時に、

半分以上消えてなくなってしまうのか、そのまま全部渡せるのかの違いですから重要な話です。

 

お金を人に贈与する機会は、多くないと思いますが、極端なことを言えば、

借金で苦しむ家族のために、俺のお金をお前にあげるからそれで借金を返しなさい!と将来のために貯めておいた300万円をあげました!

 

「ありがとうこれでちょうど借金返済できるよ」と言ったところで、

パトカーが来て、贈与税として半分の150万円を徴収すると言われたらどうですか?

 

たまったもんじゃないですよね!

 

まぁ実際に300万円を贈与した際の贈与税というのは、19万円です。

 

よって、

相続・贈与税の税率55 %の違いというのはきわめて大きいです。

 

消費税

 

日本では現在10%ですが、香港は0%。

 

どこに行ったって免税店というわけです。

たまに香港から金を日本へ持ち込む人が監査所でひっかかります。

 

これはどういうことかというと、

香港で金を購入する際に消費税がかかりませんが、日本で購入する際は、消費税がかかります。

 

消費税がかからない香港で金を購入し、日本で売って儲けようと悪い考えをしている人が監査所で捕まります。

※ 金は、日本では物扱いなので、消費税の対象となります。

 

金の運用は、国内で純金積立コツコツをするよりは、

香港などのオフショア国・地域でコツコツ積立を行うのが、賢いです。

 

つくる、殖やす、継承するに適した環境

 

住む場所や生活する場所に関していえば日本が心地いいと私も感じています。

 

これは、

お金持ちの国会議員や資産家も同様に日本が住みやすいと思っていると思われます。

 

しかし、お金に関していえば、どんどん税金として徴収されていく日本よりも、

 

税金のほとんどかからないオフショアへお金を移しておくことの方が、

資産を「つくる・殖やす・継承する」ことに限ってはかなり有利な環境であることは、ご理解いただけるかと思います。

 

まとめ

 

・ お金持ちは、オフショアにお金を移している。

・ オフショアでは、合法的に税金がかからない。

・ 日本から近いオフショアは、香港とシンガポール。

 

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