全く貯蓄がなくて、これから資産を構築していく人、数百万、数千万の貯蓄がある人、
それぞれの運用の方法(お金の殖やし方)は、異なってきます。
自分の資産状況に合わせた正しい投資の選択を行わないと、資産は確実に減っていきます。
例えばですが、
お客様との相談で、過去に500万円を銀行の投資信託に投資してしまった結果、
200万円まで減ってしまった運用状況を相談されました。
その他にも、
退職金などのまとまったお金を株や投資信託に投資してしまい、お金が減ってしまっている事例が本当に多いです。
本日は、
それぞれの資産状況から「時代にあった資産形成とは、何から始めたらよいか」についてお伝えしていきます。
本記事では、
・ ゼロから資産をつくる方は、積立投資。
・ まとまった資産がある方は、収益不動産経営、高金利外貨預金、節税。
これらについて、解説していきます。
資産形成を初めて学ぶ方は、こちらの記事を読んで下さい。
こんにちは。すまいる らいふ岩澤です。本記事では、これから資産形成や資産運用を考えているあなたに、まず、こんな現状なんだということを知ってもらいたいと思い記事をまとめました。 具体的には、資産形成を[…]
資産形成を何から始めたらよいか?【資産設計3分野】を知る
① ゼロからの資産を形成する(資産形成)
まとまったお金がない方は、金利の変動がある積立の投資商品をお勧めします。
金利の変動がほぼなく、安定している定期預金、貯蓄型保険での資産形成は、お金が殖えません。
それは、金利が物価の上昇に負けてしまう為でしたね。
つまり、実質金利がマイナスということです。
詳しくは、こちらを参考にしてください。
あなたは、資産形成でお金を殖やしていこうと思った時に、金利や利回りが最低どれくらいあればいいのか考えたことありますか? 現在の金利および利回りは、・ 銀行預金は、0.001%~0.1%・ 貯蓄型[…]
よって、
国内の銀行の「定期預金と保険」は、お金を殖やす投資の選択資から必ず除外しましょう。
そうなると、金利の変動がある積立の投資商品が選択となります。
・ 純金積立
・ 個人型確定拠出年金(iDeCo)
・ 海外オフショア積立
・ その他
積立の方法は、
積立NISA、個人型確定拠出年金、海外オフショア積立の3つをお勧めします。
※ 国内での金の運用は、(金は、物なので)消費税がかかります。
積立NISA、個人型確定拠出年金は、
日本の税制優遇制度により、運用で得た利益にかかる税金の対象外となっています。
つまり、運用益が非課税です。
海外オフショア積立は、
その国や地域の税制が、そもそも非課税となっているので、運用益や消費税など含めて、
非課税となっています。
オフショアについて、こちらからどうぞ。
前回、国会議員が年収2300万円で、月に経費が100万でJR乗り放題、飛行機月4往復などと国の万全なサポート受けながら生活しているのも関わらず、 資産公開会制度にて資産をゼロ円と報告している国会議員がいるこ[…]
よって、金の運用は、海外ですべきです。
積立は、これらの税制優遇を理解して、正しい運用先へ「長期で分散」できれば、
運用益がプラス、マイナスと金利の変動がありますが、資産は殖えていきます。
積立投資は、世界の経済成長に長期で分散投資をすることが王道
MSCIコクサイという世界の平均株価の1つのグラフを例に見て見ましょう。
世界の株価に平均的分散させて投資した場合、短期間ではジグザクと上がったり、下がったりと安定しません。
しかし、
約15年以上の長期間の投資を行うと、グラフが右肩上がりであることがわかりますか?
日本の経済成長は、低成長となってしまっていますが、
世界規模で見た場合に、右肩上がりに経済成長していることを示しています。
つまり、
約15年以上の長期間で、世界へ分散投資を行うと経済成長と一緒に資産が殖やせます。
積立商品で資産を殖やすには、15年以上の積立が可能な世代が対象となります。
なぜ、世界経済は、成長しているのか?
世界の人口が増え続ける限り、生きる為の消費が起こります。
その消費は、最低限の衣食住から便利な物や娯楽、例えば、車、スマホ、パソコン、ゲームなど。
人口が増えるということは、人間の欲がたくさん生まれ、消費行動が活発になり、
世界の経済が活発になることで、時間と共に成長していきます。
日本人は、積立が向いている
お金が余っていると使ってしまう可能性がありますが、
給与からの引き落としで、積立方式にすると無駄な消費をせず、有効です。
日本人の積立が有効なのは、支払いが遅延することが少ない傾向があります。
例えば、「保険、車など各種のローン」などの引き落としに対して、
支払い遅延することが少ないと言われています。
私も、車のローンがありますが、一度も支払い遅延したことはないですね。
これらのことから、
給与からの引き落とし方式での積立が良いとされています。
まじめな日本人の特徴を最大限生かすことができるのは、積立型の投資商品です。
もっと詳しく知りたい方や相談したい方は
資産形成セミナー東京八王子「知って得するお金の基礎講座」を毎月開講していますので、是非ご参加下さい。
② できた資産を安定的に殖やす
・ 収益不動産経営
・ 節税(税金対策)
まとまったお金がある人は、金利の変動が少ない商品で、確実に殖やしていくことが良いです。
年齢に関係がなく投資で、安定的に殖やせる手段なので、60代以降の方でもできる投資です。
収益不動産経営
収益不動産経営となると、物件選び以外に、
銀行からローンを組むことが必要なので、その方の資産や収入等の信用調査が必要です。
参入のハードルが高く、万人向けではないと思われます。
海外高金利外貨預金
高金利外貨預金であれば、60万程度のまとまったお金があれば、可能であり、
難しくはないと思われます。
※ 数十万円から定期預金で受け付けている銀行が多い為。
高金利外貨預金は、
銀行の定期預金なので、満期にいくら殖えているか事前にわかります。
つまり、
いつ、どれくらい増えるか、それをどう使うかがわかる事です。
それによって、計画を立てやすいメリットがあります。
高金利外貨預金の例
過去の日本へ外貨預金をして、資産を殖やした国があります。
それがイギリスです。
過去の日本の金利を見て見ましょう。
高度経済成長国だった頃の日本は、実は高金利だったのです。
※ これから、経済成長をしていく国は、高金利になります。
この時、郵便局の定期預金で、最大12%の金利がついています。
70年代のイギリス人は、すでに先進国で経済成長が落ち着き、自国の金利は高くありません。
そこで、経済成長が著しい日本に目をつけて、ポンドを円に換えて外貨預金し、
資産を10年で倍にしたと言われており、口座開設した記録が残っています。
※ 日本は、1971年から預金保険機構が設立され、ペイオフ(預金保護)があった。
そこから、30~40年が経ち、
イギリスと同じように、とっくに先進国になった日本人が、
まとまったお金があっても、国内の国債や定期預金、保険で運用していることが、
時代には合っていない資産の殖やし方であることが言えます。
もちろん海外なので、心配になることがたくさんありますが、
私たちが運用している海外の金融機関の情報提供を行っています。
ご興味があれば、ご紹介とサポートに加え、資産のご相談を受け付けております。
資産形成セミナー東京八王子「知って得するお金の基礎講座」を毎月開講しております。
是非、ご参加下さい。
③ 殖えた資産を継承する(資産継承)
ここまで、お伝えしてきた、
「ゼロからの資産を形成する方法」と「できた資産を殖やす方法」を実践し、
資産を構築できたら、「贈与税と相続税」の対策になります。
日本では、
贈与税と相続税は、最大約55%ですが、
オフショアでは、贈与税と相続税がともに0%です。
資産を減らしたくない人は、是非一度、
オフショアについて、学んで見てはいかがでしょうか?
こちらに関して、ご興味がある方は、
資産形成セミナー東京八王子「知って得するお金の基礎講座」で詳しくお話しさせて頂きます。
これからの資産形成に向けて
今現在のあなたは資産は、どの段階にいるのかを確認しましょう。
資産を守り、殖やしていく為に、学ぶことが大切です。
お金の勉強をする為に、時間を使うことは、決して損するものではありません。
それは、生きている間は、お金と付き合うことが決まっているからです。
低金利で資産が殖えにくい日本を知り、資産を殖やす為のお金の勉強をしてみて下さい。
すまいる らいふでも
資産形成セミナー東京八王子「知って得するお金の基礎講座」を毎月開講していますので、
是非、ご参加下さい。