投資家JACKさん

 

投資家JACKさんの記事について、解説していきたいと思います。

 

・ オウンバンクの金利について
・ SWIFT CODEについて
・ 銀行の実在、預金保険機構の有無について
・ 金利(利息)は支払われているのか?
・ 預金保護がうやむやになるのではないか?
・ オウンバンクはイースタンリザール銀行と提携

 

オウンバンクの金利について

 

JACKさんのオウンバンクに対する批判の主張は、

 

「大手銀行の預金金利が1%なのに、ローカル銀行が8.5%以上の金利を出すのはおかしい」

よって、運用先がハイリスクとのこと。

 

高金利については、下記の動画解説をご覧ください。

 

 

「大手銀行の預金が1%なのに、ローカル銀行が8.5%以上の金利を出すのはおかしい」

 

上記の主張は、以下の3記事で、同一の主張があります。

http://jack-invest.com/archives/2427

http://jack-invest.com/archives/4561

http://jack-invest.com/archives/5577

 

このことから、

「大手銀行の預金が1%なのに、ローカル銀行が8.5%以上の金利を出すのはおかしい」

だから、詐欺だ!

 

JACKさんが一番伝えたいことだということがわかると思います。

 

動画を視聴してもらうとわかると思いますが、

銀行は、預金者の預金を貸付して利益を得ている金貸し業です。

 

フィリピンの最大手の銀行でさえ貸付金利が17~40%/年です。

フィリピンBDO貸付金利 

 

JACKさんのホームページからは、

私も勉強になるほど投資経験がとても豊富な印象で、

 

記事を見ていて興味のあることが書いてあり、教えて頂きたいななんて思います。

 

しかし、

オウンバンクについては、フィリピンの経済事情を踏まえたリサーチが不足しているまま、

記事でお伝えしている形になってしまっているので、間違っていると断言できます。

 

SWIFT CODEについて

 

こちらの動画をご覧ください。

 

銀行の実在、預金保険機構の有無について

 

銀行は存在し、預金保険機構に登録されています。

こちらの動画をご覧ください。

 

PDIC(フィリピン預金保険機構)のホームページは、

こちら http://www.pdic.gov.ph/

 

2019/7/28

金利(利息)は支払われているのか?

 

2019/7/26

上の画像は、

オウンバンクのインターネットバンキングです。

 

私が$5,000預金をして、

8.5%の利息$425が支払われていることを確認済みです。

 

預金保護がうやむやになるのではないか?

 

世界の先進国は、預金保護を作っています。

何の為に、国が預金保護を図るのでしょうか?

 

それは、国民が安心して銀行へお金を預けられる為です。

これによって、国民の資産が保護されます。

 

集まった預金をお金が必要な人に貸すことや、

金利を操作して、経済・金融政策を行い経済成長させることができるのです。

 

フィリピンでは、1963年より預金保険機構を導入し、預金者の預金保護を行っています。

日本では、預金保険機構が1971年より導入されており、フィリピンより歴史が浅いです。

 

過去から現在にかけて、一度も預金保護がうやむやになることはなく、

銀行破綻時には、預金保護が行われています。

 

国が経済発展していく為には、国民の預金を守る制度が不可欠であります。

 

オウンバンクはイースタンリザール銀行と提携

 

こちらの銀行は、

OWN BANKを経営している松林克美がフィリピンで、初めて買収した銀行になります。

 

実際は、もともとの経営者(フィリピンのガソリンスタンド会社の大手)と共同経営という形になっていました。

経営方針がうまくいかず、もともとの経営者より銀行を閉めたいと申し出があり、銀行を閉める形になりました。

 

しかし、

日本人の預金者については、

新たにダピタンシティバンクを買収して、そちらの銀行に定期預金を移しています。

 

現在ダピタンシティバンクは、紛争地区の為、新規を受け付けておりませんが、

既契約者の定期預金は、今も継続されています。